3月9日は初午祭りです。今年で4回目の参加になり
利用者さんからも「もうそろそろお祭りでしょ。」と、毎年行くのを
楽しみにしてくれている方もいます。
このお祭りに行き始めたのはOさんがきっかけでした。いつも身体が
痛くて痛くて、涙を流すこともありましたが、「初午にまた行きたい、
地元で毎年いってたんだよ。家でもごちそう作って盛大にやってたんだ。」
と懐かしそうに教えてくれるOさんに、どうしてもまたお祭りに
行って、昔をおもいだしてもらいたくて・・・ということで
お祭り参加がはじまりました。
でもそのころは外出ってどうすればいいの?と全く分からず
やっとのことでケアマネに相談したら「いいんじゃない一緒にいくよ」
とかんたんにオッケーでした。
久しぶりの初午に「知り合いいないかな?」「今でもにぎわってるねー」
と楽しんでもらえて、お囃子で投げられるもちに必死に手を伸ばして取りにいっていたOさん。「3つもとれたよ」と身体の痛みも忘れてました
帰ってきてからも仲いいひとたちに話しまわってくれて「行ってみたい!」と利用者さんだけでなく職員からも声をきかせてもらいました。いまではその地域の方、お祭り好きの方と、いろんな方達に人気です。
最初は4人で、次もOさん参加し8人で、その次の年は残念ながらOさんは
亡くなってしまいましたが・・Oさんが作ってくれたきっかけのおかげで
いきたいと思っていてくれた14人の利用者さんといくことができました。
Oさんありがとうございました